２０１２年の年の瀬が迫る２７日、昨年に続き『茅ヶ崎吹奏楽５高祭』が催されました。

管理人はこのイベントをひどく楽しみにしていたため、大きな声では言えませんが、こっそり予備校の授業を一部変更させてもらい、ホールを訪れました。

全体の構成としては、第一部に参加５校の各単独ステージ、第二部に５校の部員をシャッフルしてテーマ別（今回は映画音楽がテーマ）の４つに編成しての「一期一会」バンド、第三部は全員参加による演奏＋合唱（『翼をください』）と盛りだくさん。

このイベントは２０１１年３月、多くの学校が定期演奏会（これは即ち３年生の卒業ステージということも意味する）を予定している中、東日本大震災により中止を余儀なくされたのを、何とかゴールデンウィークに寄り合って藤沢市民会館で代替開催されたことをルーツとしています。
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２０１１年はその勢いもあって１０月２日に茅ヶ崎・寒川地区の公立５高校が集まって「第一回」の５高祭が行われ、盛況であったことを記憶しています。
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また、こういう趣旨・切り口の演奏会は聴く側も演奏する側も楽しく、是非継続してもらいたいと願ってもいました。

しかし、その裏で、５校のそれぞれの諸事情もあり、毎年部員が替わる高校生を束ねた上、５校が揃って協力体制を組んで継続できるかどうかに疑問符があったことも確かでした。

そういう意味で、「第二回」が実施されたことは快挙だったのだと思います。
（副産物として、彼らが日頃とは違った空気を感じ、刺激をうけたことや、音楽を通じて新しい友人が出来たことは言うまでもありません）

何かを始めようとする時、「第一回」には熱も入るし、その熱がいろいろな人達の気持ちも動かすものです。

「第二回」があるかどうか、そしてそこに十分な熱量が注がれるかどうか、というのが第三回以降の有無を決定するものだと考えていました。

管理人も微力ながら、必ず応援しますので、是非２０１３年以降も継続していって下さいね。
それが、東日本大震災の記憶を風化させないことにも繋がるのだと思います。
（希望を言わせてもらえれば、開催時期は秋がよいですが．．．）

実際に演奏された部員の皆さん、指導者・関係者の皆さん、お疲れ様でした。

２０１３年が素晴らしい年であるよう祈ります。

また定演などでお会いしましょう。