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◆第九号◆
柱谷監督就任&K氏、大学生に語るの巻
04年7月31日up

 こんにちは。監督変わっても成績はぱっとしませんが何とか頑張って書いてみまっす!!

 めちゃ暑いこの夏をいかがお過ごしかな?京都の夏は毎日35℃を超えていますが暑さに負けずみんな頑張っています。さて現在のサンガは監督が新しい監督に変わりました。柱谷監督です。ちょっと混乱気味?(いや混乱!)であったサンガに落ち着きをもたらしてくれている感が僕にはあり、成績はまだそんなに変わり映えしていませんが徐々に、気がついたら昇格圏内に行っていそうな気がするそんな監督です。
(もちろん僕の個人的な感想です)

 まあ、気がついたら昇格圏内、なんてそんな甘くはないのですが、実際は。けれど今まで出場機会の少なかった若手にチャンスが回ってきたりして、モチベーションがあがってきているし、今まで出ていた選手は危機感を感じてまた頑張るし良い方向に動いていることは間違いないと思うので、みんなも遠くから見守っていてください。

 話は変わって、この間、育成年代を指導することを志している大学生の前で話をする機会がありました。

 前にもお話したように、僕はサンガの育成部のトレーナーもやらしてもらっている関係で、成長期におけるケガの話をさせてもらいました。まあ軽く引き受けてしまったのですが、何を話そっかなーなんて考え出したら、なかなかこれが難しい!専門的なことを話しても良くわからないだろうし、つまらないよなーとか、みんなどんなことを聞きたいんだろうとか(これを書くときも一緒なんだけどね)。

  結局何を話したかというと成長期になりやすいケガのことと、なぜケガをするのかってことを話してみました。

  この何でなるかって所に少し僕なりの意見を入れさせてもらいながら話しました。それは指導者のあり方によって防げることが沢山ありますよってことです。

 もっと具体的に言うと、運動部に所属している(していた)人には大体経験があると思うんだけど、手が痛い、足が痛いっていうことを言うと、とたんに不機嫌になる先生っていないかな?ましてや休むなんていった日には、もう嫌味のひとつでも言ってきそうな先生っていない?

  ケガをしたらなぜか怒る先生。僕は痛いとか先生に言うのがすごい嫌でしたねー。結構我慢してやっていました。話を聞いていた大学生に質問したらやっぱり怒られたってう人が結構いました。自分はケガをして気分もへこんでいるのにさらに先生に怒られる。これは最悪だよね。そしてそれが嫌で我慢してやっているとどんどん痛くなって、本当に出来なくなっっちゃうと長期離脱って結末。結構これはあると思います。

 つまり僕が言いたい事は痛みを訴えてきた人を邪険に扱ったり、怒ったりしないで欲しいということで、声を大にして言いたいのです。甘やかすのとは違いますよ。しっかりと訴えを聞き、いつ、どこで、どのように痛くなったのかを聞いて、そこで出来ると判断(これは難しいんだけど)したら今日は我慢してやってみようとか、例えば打撲なんかだったら痛くてもひどくはならないと説明してあげてやらすとか。

 ちょっと心配ならただ休ませるんではなくて信頼できるお医者さんに見てもらうとか。そういうやり取りができれば選手との信頼関係も築けると思うし結果的にケガがひどくなる前に対処できるので、大事に至らずに済むし、うまくチームも回っていくのではないかと思うんだよね。

 コレの反対をいくと選手は自分に何も言ってこない。言ってきたときはひどいケガばかり、気付いた時にはケガ人続出なんてことにもなりかねないと思います。逆に選手の人にはケガをすることは悪いことではないので、言いにくくても、勇気をもってしっかりと先生には言いましょう。それが自分を守れるってことだしね。僕はどっちかって言うと我慢してやっていたかもしれないけど、今はそれは間違ってたなーと思います。変な間違った自己満足の世界だったような気がします。

 なんて重い話になってしまいましたがサンガの話も交えて質問に答えたりとかで、あっという間の一時間半でした。慣れないことだったのでとても疲れたけど、僕にも勉強になったし、こんな機会を与えてもらえてよかったなーと思いました。

 こんな話で今回はおしまいデース。硬い話でごめんなさいね。

 それでは夏バテしないようにみんな気をつけて頑張ってくださいね!そんじゃまた!!!



 
<管理人より>

 彼が、大学生を前に話をするとは...。自分は大学を途中で辞めているのに...。しかも、二浪して入ったところだったのに...。

 でね、ここに掲載されている文章なんだけど、この添削作業が大変だったりするわけだ。主語と述語が噛み合っていなかったり、句読点がメチャメチャだったり、漢字が違っていたり。

 それでも、以前に較べれば、ちっとはマシになってきましたかね。一応、自らの見解を述べるあたりに成長が窺えます。

 問題は、サンガがJ1に復帰できなかった場合に、彼が現職に留まれるかどうか、ということでしょうなぁ。
 
サンガ 7月末時点でのJ2順位
  
◇24試合 9勝7分8敗 勝ち点34 得失点差+8 12チーム中5位

 まあ、まだ20試合も残っていますから、18勝2分くらいで乗り切れば、トップ通過もあり得ますなぁ。

 それにしてもJ2での川崎フロンターレの独走ぶりはどうしたもんだろう。2位に勝ち点で24点差、というのは尋常ではないよ。もし、これでJ1昇格できなかったら、末代までの笑い者になるぜ。

 サンガも、何だかプロ野球パリーグのプレーオフ争いみたいなことをやっているのではなく、フロンターレを追い抜く気迫で頑張ってもらいたいものですなぁ。

 で、今シーズン、メンバー31人中、12人が入れ替わっているんだけど、これってサッカー界では常識的なことなのだろうか...。だとしたら、サッカー選手の寿命って、儚く短いものかもしらんね。

 カズとかゴンとかは、既に生きる伝説っちゅうことになりますなぁ。