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北陵,順当に勝ち上がる
 
 
7月17日(日)快晴。
とても暑い。

13日には人生で初めて小田原球場に行って、そこでも暑さにとことんまいったが、少なくとも小田原球場にはバックネット裏に屋根があるため、日陰も存在した。
(出場校関係者以外の観客は、ほぼ9割が日陰で観戦していた)

しかし、藤沢八部球場に屋根はない。
直射日光を避ける場所がここにはないのである。

陳腐な表現かもしれないが、皮膚が“チリチリ”という音を立てて焦げついているような感じがした。
日頃、太陽光を浴びることが滅法少ない管理人にとって、野球観戦で浴びる光線量が一年間で浴びるうちの8割くらいあるのではないかと試算している。

ま、だからどうだということは何もないのであるが。

というわけで、今年もどうにか「高校野球雑記」なるものを綴ることができてよかった。
一度やめるともうあとは続かないとも思うので、細々とでも継続出来れば嬉しい。

さて、 この日は第一試合に第3シードの弥栄高校(3回戦では北陵−寒川の勝者と対戦)が登場し、その確かな打撃力を見せた。
第二試合は北陵と寒川の対戦で、北陵は1回戦に続いて茅ヶ崎内輪対決となった。

勿論、事前取材をしている関係で北陵に肩入れしてはいるが、寒川高校も地元の学校であり、健気な戦いぶりを知っているだけにやや複雑な心境であった。

結果は13−0のコールドで北陵が勝ったわけだが、松島監督はおそらくいくつか布石を打っていた。

その一つが陸野・池田・葛城という3投手による継投である。
背番号1は4番打者でもある葛城くんだが、陸野くんには昨夏も投げているという経験があり、池田くんは1年生ながら物怖じしないところがあり、実戦向きだと言える。

北陵・松島監督は初戦に続いてこの3人の継投を予定通り決行。
見事、3人で2戦連続の完封勝利をもたらした。

試合後、松島監督は「いろいろ選手を使ってみて、明日の練習の状態で先発を決めようと思います」と仰っていた。

そして「弥栄の強力打線をいかにうちの投手陣が抑えられるか、が勝負でしょうね。ピッチャーはもっと腕を振るという意識を持たせたいと思います」とも。

管理人からお願いがあります。

3回戦は仕事の関係でどうしても観戦出来ません...
何とか勝って4回戦が予定より1日雨で延びれば(つまり23日に順延なら)行けます...たぶん...

だから、勝って下さい。

昨夏の立ち上げ直後から、秋・冬・春と見させてもらったチームなので、勝ち上がってくれるとことを切望しております。

尚、鶴嶺高校惜敗シーンについては近日中にレポート致します。
あまり期待せずにお待ち下さいね。
 
  
左)寒川のエース・三浦くん。落ち着いたピッチングで序盤北陵をよく押さえていた 中・右)寒川高校応援席。ハイレベルな吹奏楽団の懸命な演奏が選手を鼓舞する
  
  
毎年のことながら、北陵応援席は控え選手・チア・応援団・一般学生・父母・OBといったピースが揃っている。この日は日曜ということもあり、歴代の野球部員たちも大勢詰めかけていた
  
3本柱健在。左から陸野・池田・葛城。初戦に続き、この3人での継投策で連続完封。「3回戦の先発はコンディションで決めたい」とは松島監督談
  
  
左)屋根が全くない八部球場バックネット裏。倒れる人が皆無だったのが不思議なほどの暑さでした 中)試合後、選手たちへのアドバイスをする大川コーチ 右)松島監督
勝って校歌を歌う北陵ナイン(と言っても20人なんですが)。数年前から歌詞の“正々〜堂々〜”というフレーズがキャッチーだと感じている管理人です